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自分の思い通りの住宅を形にできる注文住宅ですが、建てるうえでどのような性能が必要なのでしょうか?基本的な構造についてまとめました。
外気に影響を受けにくい断熱・気密性を性能として持っておくことが必要です。断熱や気密性がない住宅では冬の冷たい空気や夏の暑い空気が家の中に入ってきてエアコンの効き目が落ちてしまったり、住宅に結露ができやすくなってカビができてしまったりと、外からの影響を受けて快適に過ごしにくくなってしまいます。
断熱・気密性の性能を持つ住宅にすると、こうした困りごとからも解放されます。また、エアコンなどの使用頻度や台数が少なくて済む場合もあるため、省エネ・節約にもつながります。
住宅の耐久性を決めるのは「地盤」「基礎」「構造」の3点が大切です。
地盤がどのような性質で家を支えられる土地なのか、建物と地盤を結びつける基礎が地盤に適した作りになっているのか、近年増加している地震にも耐えられるだけの耐久力があるかどうかが、住宅がどのくらいの耐久性があるかのものさしにもなります。
注文住宅を建てるのは、人生においてもとても大きい買い物です。家族と長年暮らすことも考えると耐久性の高い丈夫な家を建てるのが一番でしょう。
大きな地震が重なり、地震の頻度が増えつつあるのもあって気になるのは耐震性ですね。
耐震性に関しては、基本的に住宅を建てるときに建築基準法に定められている基準をクリアしておくことが大切です。
地震が起きてしまったとき、横や縦に揺れていくうちに建物が壊れてしまわないよう、筋合いなどを入れた耐力壁で耐えられるように補強された設計にすることが大切です。また、家を支えている地盤に合わせた壁の配置や間取りを考えて設計してもらうことで、耐久性を高めることもできます。
注文住宅を購入する場合には、太陽光発電や高気密・断熱の住宅など、省エネの性能を持った住宅にしておくことが大切です。省エネの住宅にすることでエアコンの台数が抑えられたり、電気の使用量を自家発電でまかなえたりと家計の節約の一助となります。
また、省エネとしての性能が高い場合は、住宅ローンの金利が下がったり、親や祖父母などから住宅を譲り受けた場合の贈与税が非課税になるなどの特典もあります。注文住宅を建てる際には、節約や特典が得られるか、といった点にも注目し、よりお得な条件で購入しましょう。

画像引用元:R+house公式サイト
https://www.r-plus-house.com/data/gallery/38/66bdb3c99817ab90fd7c94c7797311d73dae48ff.jpg
白とブラウンの箱のような形がユニークな住宅です。チャームポイントとなっている窓は外からの見え方や内側からの景色にも配慮した絶妙な配置です。

画像引用元:SUUMO公式サイト
https://img01.suumo.com/front/gazo/chumon/220/15/main/50121500010005p01.jpg
黒とダーク調の木材が個性的な外観の住宅です。高気密・断熱の住宅なので、夏も冬も快適に過ごせます。

画像引用元:一条工務店公式サイト
https://www.ichijo.co.jp/example/images/fukui_y03.jpg
モノトーンがシンプルでおしゃれな住宅です。家全体を快適な温度に調節してくれる全館冷暖房の住宅で、冷え性の人も素足で一年中過ごすことが可能です。

画像引用元:安藤建設株式会社公式HP
https://ando-home.co.jp/wp-content/uploads/2017/10/sugihara03-1.jpg
レンガや木などカントリー調の内装が印象的な住宅です。高気密・断熱なので冬の底冷えや夏の蒸し暑さからも解放され、快適に過ごせます。

画像引用元:アサヒグローバル株式会社公式HP
https://asahigloval.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/A3C4464r-l-1024x682.jpg
キッチンからリビング・ダイニングを見渡せる子育てしやすいつくりです。ウレタン魔法瓶断熱を使用しており、エアコンが効きやすい構造となっています。
※インスタのフォロワー数は2020年1月15日時点のもの。
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