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注文住宅の設計でまず基本になってくるのが、内部のデザインです。内部のデザインは間取りのバランスだけでなく、音・匂い・空気や日当たりへの配慮など、さまざまな要素を考える必要があります。
特に住宅内の音や風通し、日当たりに関しては注文住宅を設計する上でとても大切なポイントとなるでしょう。
「音」は、注文住宅を設計する上でとても重要であると言われています。最近では、玄関口に吹き抜けを取り入れることで玄関口を広々としたイメージにすることが多いですが、音との相性を考えると安易に吹き抜けを作るのは要注意。吹き抜けは音や匂いを上に逃がしてしまうので、下の階から家中に行き渡ります。
特に2世帯住宅で、音に敏感なお年寄りの方が住む住宅だとデメリットとなってしまいます。吹き抜け自体が悪いわけではありませんが、注文住宅で吹き抜けを取り入れる際には、音の響き方についても良く考えながら設計した方が良いでしょう。
家の中に風の通り道を作ることも、注文住宅を設計する際の重要なポイントです。家の中で空気のよどみを無くし、落ち着いて生活するためにも窓の存在は重要となります。1つの部屋に窓を2つほど作ることにより、部屋の中へ常に気流を取り込むことができるのです。
空気の流れが止まらないように、注文住宅の設計の際には窓の配置なども考えた方が良いかもしれません。
日当たりは、住宅の立地場所によって大きく変わってきます。
窓を作っても、方角の都合で全く日が入ってこなかったり、周りに高い建物があって日の光をシャットダウンされてしまう場合も。日の光が入りづらく、部屋が暗くなってしまう時には、家づくりの上で日の光を入りやすくするテクニックが重要になってきます。
例えば天窓です。天井から日の光を入れてくれる天窓は、日当たりの問題を大きく解決してくれます。その他にも、グレーチングやガラスブロック、ガラスドアなど、日当たり対策をしてくれるテクニックはいくつか存在するのです。
家づくりの際には、日当たりをよく考えたうえで住宅を設計する必要があります。日があまり当たらない立地の場合には、工務店に相談し日当たり対策をしてもらうと良いでしょう。
引用元:R+house桑名公式HP
https://www.r-plus-house.com/gallery/105.html
白い壁の室内を吹き抜けから差し込む光が照らし、気持ちのいい空間を作り出します。
動線上に配置してある「見せる収納」は、機能的な生活をもたらすと共にアクセントになっています。
※インスタのフォロワー数は2020年1月15日時点のもの。
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